このような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
知らずにいると「早く広告出せばよかった」と後悔してしまうことも。
今回は、Google広告の料金体系や費用の相場などを分かりやすく解説しています。
この記事を読むと、広告の基本的な知識が身につき、広告を活用できるヒントが得られるようになります。
Google広告の料金はどのように決まるのか
Google広告の課金方式は大きく分けて２種類あります。
1つは、広告がクリックされることによって料金が発生する「クリック課金型」。
2つ目は、ブラウザーなどの画面に広告が表示された時点で料金が発生する「インプレッション課金型」です。
クリック課金型は、Cost Per Click（コスト・パー・クリック）の頭文字を取り、CPC課金型とも呼ばれます。
一方、インプレッション課金型は、Cost Per Mille （コスト・パー・ミル）の頭文字を取って、CPM課金型と呼称されることがあります。
以下、2つの課金方式について、深く掘り下げていきましょう。
クリック（CPC）課金型
クリック課金型では、ユーザーが広告をクリック（タップ）して初めて、広告料が発生します。
たとえ広告がユーザーの目に触れていたとしても、クリックされない限り料金はかかりません。
「広告主が支払う費用=（クリックされた回数）×（クリック単価）」
※ユーザーに何回クリックされたかがベースとされます。
クリック課金型の代表例はリスティング広告（検索連動型広告）や一部のディスプレイ広告（バナー広告）などでもクリック課金方式が採用されています。
インプレッション（CPM）課金型
インプレッション課金型では、広告がユーザーに表示された回数によって広告料が決まります。
”広告表示1,000回当たりで課金”されるパターンがほとんどです。
理由として、広告サービスのプラットフォームによって課金のタイミングは異なりますが、Cost Per Milleの「Mille」の1,000はその意味です。
「広告主が支払う費用=（広告が表示された回数）×（表示単価）」
※ユーザーにどれだけ見られたかがベースとされます。
Google広告の料金相場
実際、Google広告では「平均○○円」などと算出することはできません。
なぜなら、広告主が自由に広告料を設定することが不可能なためです。
ですが、一般的には金融（キャッシングやカードローン）、保険（生命保険）、美容（エステや脱毛）、投資（株取引やFX）、転職（求人関係）などのジャンルでは、広告料が高くなる傾向がみられます。
ここでは、CPC課金型（リスティング広告）とCPM課金型（ディスプレイ広告）の2つに分けてそれぞれの料金相場を解説します。まずは、相場感を知るところから始めましょう。
CPC課金型（リスティング広告）
クリック単価の目安はおおかた数十円から数千円です。
1クリックにつき5,000~9,000円以上かかるケースや、100円以下のケースがあるなどさまざまです。
基本的に、１カ月に数十万回検索されるようなキーワードと、数百件しか検索されないキーワードでは、前者の方が広告料は高くなる傾向です。
Googleキーワードプランナーで広告料の目安を知ろう
クリック単価については、Googleキーワードプランナーを利用するのがおすすめです。
「seo 対策」などと検索すると、1クリック当たりの単価が表示されます。
まずは、自身が扱う商材に関係するキーワードを考え、実際に検索してみましょう。
各キーワードの単価を知ることで、全体の相場感がつかめます。
CPM課金型（ディスプレイ広告）
ディスプレイ広告（バナー広告）は、1回の課金当たりの広告料が全体的に低い傾向です。
数十円から数百円の場合が多く、1,000円を超えるケースはほとんどありません。
最後に
今回の記事では、主にGoogle広告の料金や仕組みについて解説してきました。
Google広告の料金は、ライバル社の出稿状況やシーズンなどによって目まぐるしく変動しているため、一概に「平均○○円」などと算出することは不可能です。
あくまでこれらは広告費の目安でありますので、初心者の場合、上記の計算式や方法論は頭の片隅に置くだけで十分です。
広告に興味を持っていただけた方は、ぜひこの機会に広告運用を検討してみてはいかがでしょうか。
